IT系の仕事をしていると、サーバの費用を出す場面が出てくる。
サーバ1台買うといくら?って聞かれると「だいたい50万」って答えるようにしている。
なんでそんなに高いの?と言われるのだが、
比較的安価な海外メーカー(HPでもDELL)のWEBサイトから下記条件で見積を取るとそのくらいの金額になる。
見積条件
・5年間の保守。部品交換代金がかからないようにする。
・部品交換は24時間365日対応できるようにする。
・ディスクはミラーリング(RAID1)させる。
・ディスク容量は1TBとする。
・メモリは8GBとする。
・CPUはXEONプロセッサで一番安価なものにする。
高い原因は保守だ。
だいたいサーバは購入後5年程度は稼働するはずなので、その間は部品調達と費用の心配がないように保守オプションも購入するを結ぶのが一般的だ。
50万のうち、15万くらいは保守料金にあたる。
割高だがこれが無い場合は障害発生時にかなり悲惨なことになる。
部品を入手するまでのシステム停止と、
高額な保守部品の購入を呑んでもらうしかなくなる。
(それでもいいよ、って言う上司やお客はまずいない)