何度も転職してきて思うこと。
ずっとIT系の仕事を続けているが、自分の仕事には満足はしているが、給料と人間関係と残業、その3つ全てを満足する職場は1つも無かった。
1社目 給料が安い、人間関係が良い、残業:少ない
2社目 給料が高い、人間関係が悪い、残業:多い
3社目 給料が安い、人間関係が良い、残業:多い →ここに一番長く在籍した(6年)
4社目 給料が高い、人間関係が悪い、残業:多い
5社目 給料が安い、人間関係が悪い、残業:少ない
結果的にこんなルーティーンになる。
(1)給料が安いが楽な職場でぬるま湯につかる
(2)その職場で変な自信がつき給料が高いところへ転職
(3)給料が高い職場は人間関係の悪さと残業の多さに挫折
(4)楽な職場に転職 以後①から繰り返し
このルーティーンは2回転目に突入しており、自分は学習能力の無いバカとしか言いようが無い。
辞めた会社の環境が数年後に良くなっていて、あのとき我慢して辞めずにいれば・・・と思うこともある。でも辞めようと思った瞬間は思い悩んでいて、どんなに冷静に考えたところで残留するなんて答えは出てこない。隣の芝は青く見えて仕方が無いし。
本当に自分が情けない。
しかしここで言いたいのは、むやみに転職するなという話ではない。
転職しても、給料と人間関係と残業のうち、満足できるのはせいぜい1つしかない。その他がダメでも我慢できる覚悟があるのかということ。
現実としては給与以外は入社するまでわからないから、人間関係で辞めて転職しても、転職先で全く解決できないことも多い。そういうわけで転職って非常にリスキーな行為だけど、何もしないまま人生無駄に過ごすのは自分には無理。じっとしているよりは可能な限り転職し続けるのが自分には合っているのだと思う。なんで世の中は転職回数が多いと評価されないのかなぁ。