社員数が多い会社にいると、大量のPCを一括して購入することがある。
開梱してセットアップして使えるようにするまでの作業(キッティング)は作業の難易度は低いがとても時間のかかる作業だ。買ってきたばかりのPCは電源を入れ、あれこれ設定して、アップデートや様々な処理でかなりの時間待たされる。待てないから電源を入れっぱなしで帰ったりすることもある。これを1台ならまだしもこれを10台とかならかなりしんどい。
そんな場合にはクローニングという手法を使ってキッティングする。キッティング済PCのバックアップをとり、それを別のPCにリストアしていけば良い。バックアップの取り方にコツがあり、ハードディスクのイメージを取得するタイプのバックアップソフトを利用する必要がある。ハードディスクのクローンを作るというわけだ。これは同一機種だからできる技で、異なる機種にリストアした場合、まず動かないので注意する必要がある。
なお、PCの台数の種類が多い場合は、同じ型に揃えられるよう購入方法を改めた方がよい。