社内SEは2年で転職しろ

最初に入社したSIerで先輩にこんなことを言われたことがある。「3年以上同じ客先やプロジェクトにいるな」と。長くいても楽することを覚えてしまい、結果技術者としてのスキルが伸びないというわけだ。

開発の仕事は客先常駐が多いのだが、ひたすら保守フェーズなところにぶち込まれるとずっとそこにいることになる。大き目な改修はあるにしても仕事の内容はそんなに変わらない。ましてや新たな技術習得できるわけもない。さらには単価も変わらないので給料も絶対上がるわけがない。
別の案件に変えない限りは変化のきっかけ掴めないのだ。

これが社内SEだとどうだろうか?
結論としてはやっぱり飽きる。
入社1年目で社内のIT全体が掌握できるようになり、既存システムの運用については問題無くなる。
入社2年目で老朽化したシステムのリプレースなどもだいたい完了してしまう。
んでその先どうなるかと言うと、大体落ち着いてしまい、大きなプロジェクト無くなり、楽はできるけど変化の無い毎日となる。
こんなときSIerと違って困るのは、飽きたら別案件とはいかないところだ。人間関係も給与も満足ならまだいいが、そうでないなら業務内容を振り返り、職務経歴書に書けそうなことをやってきたなら2年前後で転職するようにしている。
社内SEの求人は経験者しか求めていないので、数多くの経験が有利に働くことの方が多い。ましてや社内SEを複数社やってる人はそんなにいないみたいなので。

同じ会社に2年もいれば入社時より楽できるようになっているはず。有給だって取りやすなっているはず。そこで一気に転職活動してしまうのが私のパターンだ。

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