37歳にして4回目の転職をした。
4社目の在籍は1年半。短かった。
仕事としては満足しているが、職場の環境や人間関係に悩んで退職。ポイントは3つあった。
・残業が多い
会社に長く残っていることが高評価のポイント。評価面談ではっきり言われた。自分の仕事が終わってても帰れない。定時で帰るのはもってのほか。
・上司のパワハラ
高圧的な態度で部下が萎縮しきっている。
ただ、部下を脅すことで組織がまわっているのでマネジメントとしては有効なのかもしれない。
経営層からの信頼は厚く、ペコペコしてる。ある意味サラリーマン的な人。
・苦手な同僚
プライドが高く職人気質な女性社員。職人なんで1人の生産性は高いが、コミュニケーションがとれないのでチームでの仕事に不向き。
結果、何度も口論になる。
「そんなこともできないの?」って罵倒された。
低姿勢で臨んでみたが、仕事は自分で盗めとまた罵倒される。寿司屋の職人みたいだ。
少しでも状況を良くしようと上司や同僚とも話し合いの場を設けたが、状況は改善されない。
小さな会社だったから異動もないし、長くいてもストレスがたまるばかり。
いろいろ無駄だと思った瞬間、転職活動を初めていた。
転職回数が多いと転職癖がつくって言うけど、確かにそうだ。退職の段取りもわかってるし、不安もあまり無い。だから転職活動を始めると早い早い。
4回目の転職活動の方針は「エージェントは使わない」だ。
理由は辞めた会社がエージェント経由で懲りたから。やっぱり自分の意思でたくさんの会社から選ぶのがいいと思う。
リクナビネクストで興味のあるところに片っ端から応募してみた。
結果としては、15社応募して、5社面接して、最初に内定もらったとこに決めた。活動期間は1ヶ月ほど。
勝因としてはとにかく職務経歴書の作り込みに尽きると思う。
転職を繰り返しているものの、自分なりに成長してきたというストーリーを考えて、職務経歴書に落とし込んでいく。
簡単にいうとPG→SE→PM→社内SE、のような感じで、
何社も経験したけどそれぞれの会社で成果を出したことをアピールする必要がある。
最近のリクナビネクストはレジュメを登録しておけば数クリックで応募が完了してしまうので便利だ。
以前は会社ごとに志望動機を書かなくてはいけなかったので、非常に時間がかかった記憶がある。
幸いIT業界の求人は多いので、とにかくたくさん応募するしかない。
面接については、自分がやりたい仕事ができるか、先方から聞き出せるかがポイントになる。
求人を載せる方もあまり考えずに掲載している会社は多くて、話を聞くとなんかおかしい・・・ということは多い。
このときもITコンサルタントの面接に行ってみたが、
話を聞くと実際はシステム開発しかやらないって言われて、面接切り上げたこともある。
システム開発ならまだ担当業務がわかりやすいが、
社内SEやコンサルタントなど、よくわからないものも多い。だから面接は重要なのだ。
特に社内SEは開発、ネットワーク、Linux、とカバー範囲が広すぎる。総務と兼任とかも良くある。
ひとまず現在5社目で元気に働いている。
業務内容は社内SEとインフラ担当と開発をやるようなところ。
さすがに転職も今回で最後かも・・・なんて思うが、前回も同じ事を言っていたので先のことはわからない。
転職人生も自分らしくていいと思っている。