30台後半での転職は時間がかかる。転職活動をして感じるのは、求人の多いIT系でさえも応募できる求人が少ないことだ。35歳限界説というのは一応存在する。それでも35歳過ぎてから2回目の転職なんで、行き先はいくらでもあると楽観的だ。
社内SEを採用する側もやったが、そもそも30台後半の人なんて採りたくない。上司が年下だったり、変に他社の色に染まっていたりと、受け入れ側も面倒くさいからだ。同じスキルなら若い人がいいに決まってる。
そういうことを知っての上で転職活動をしたが、半年もかかったが結果として納得のいく転職はできた。社内SEの場合、季節を問わず欠員が出ると求人が出てくる。代わりがいないと業務に影響が出るからだ。この場合は年齢に目をつぶっても採用を急ぐケースが多い。とにかくタイミングが命なので、様々な求人サイトやエージェントから情報を仕入れおき、片っ端から応募すればきっとチャンスはやってくる。
ただし、社内SEなら年齢相応のスキルと経験が必要なのが確か。未経験での入社は無理だろう。IT系の会社経験し、職務経歴書は相当な作りこみが無いと書類選考に通過しないし、面接ではシステム開発はやりたくないけどやろうと思えばできますよ、というリスクをとるは必要がある。さらに転職回数が多いので、どのようにキャリアを積み重ねてきたか、ストーリーを描く必要がある。自分をブランディングして、いかに良い商品か売り込めるかがカギである。