大きな会社では必ず導入されているActiveDirectoryは、小さな会社だと必要なのか?考えてみる。
ActiveDirectoryって何?
Windowsを管理する仕掛けのこと。
ADと略することが多い。
PCの設定はほぼ全てADサーバ側から遠隔できるようなるので、PCの管理が劇的に楽になる。
ActiveDirectoryを入れたらできることの一例
・PCのパスワードをサーバ側で変更できる
・全PCの設定を一括変更できる。例:スクリーンセーバーが起動するまでの時間。
・フォルダのアクセス権限の制御できるようになる。ワークグループでやるとかなり大変。
ActiveDirectory使うには何が必要?
・Windows Serverとそれが稼働するサーバ機
・Windows Serverに接続する為のPro以上のWindows。家庭用の安価なHomeでつながらないので注意。
・接続数に応じライセンス(CAL)
導入した方がいいケース
・Windows PCの台数が20台以上ある
・フォルダのアクセス権限を制御したい
導入しなくても困らないケース
・macしかないの職場
・Windows PCの台数が20台未満
・フォルダのアクセス権限をつけなくてもいい
ActiveDirectoryの導入に必要な費用
サーバ一式が50万前後(かなりピンキリ)
構築ベンダー丸投げすると50万〜200万はかかる。
ひとり社内SEならどうやって導入する?
まずは数万円の安いサーバにWindows Server のソフトだけ購入してインストールし、動作確認してみましょう。
導入のハードル
ワークグループで運用している場合、AD導入に伴い別のユーザーでログインしてもらう必要があります。PC入れ替えるのとほぼ同じ作業が必要になるので、時間がかかります
ADサーバがダウンすると、社内のPCは誰もログインできなくなる。それくら重要なサーバなので、通常が2台構成で冗長化することが多い。サーバの費用も倍だけど。