トレンドマイクロ、ノートン、カスペルスキーなど、名だたるベンダーからスマホ用のウイルス対策ソフトが出ているが、気付いたことがある。
なんとiPhoneなどのiOS向け製品にはウイルスチェックの機能が無いのだ。
これはiOSがアプリ側からウイルスチェックできないようになっているのと、Appleがそういうアプリを配信するのを認めていないからなんだそうだ。
「商品名=ウイルス対策」と信じて購入してるのに、機能が無いってなんだよそれって感じ。よく見ると「総合セキュリティ対策」とか書いてある。ウイルス対策じゃないのね、なるほど。よく読めばウイルスチェックするとはまったく書いてないが、国民生活センターに電話が行きそうなレベル。
どの製品を買ってもOSレベルでウイルス対策されているので、セキュリティはバッチリだね。買わなくても同じだけど。
各社の製品を見たところ、端末紛失対策とかメモリ最適化とかフィッシング詐欺対策とか、PC版のオマケっぽい機能だけで構成されている。
こういうインチキくさい製品しか作れないけど、スマホがさっぱりわかんない人がたくさんいるから需要はあるんだろうな。
とりあえず言えるのは、iPhoneにはウイルス対策もセキュリティ対策も必要無いってことでした。