同じハブにLANケーブルの両端を差し込んだり、複数のハブを介してもループする形にすると、行き場のないパケットがぐるぐる回ってネットワークがダウンします。
試しに自宅でやって見てください。ループさせるとみるみるネットワークが遅くなり、最後に通信できなくなります。
簡単に発生する割に影響が大きいので、対策が必要です。
予防策
- ハブやスイッチなどのネットワーク機器やLANケーブルは管理者しか触らせない
- 使っていないLANケーブルはすべて外す
- ハブの空きポートは勝手に差し込めないようにする
- 無線LANしか使えないようにする
早期復旧させるための対策
- ループ検知できるハブやスイッチにする(音が鳴ったり、警告ランプが点灯する機能がある)
- どこにハブがあるか把握しておく、オフィスの図面と配線があればベスト
- L2スイッチを用意してVLANを組み複数のネットワークに分ける。ループが発生したら、VLAN単位でネットワークを切り離すことで原因の特定がしやすくなる